遺骨の所有権?? 揉めることがあります。
- 鈴木俊行
- 2023年2月7日
- 読了時間: 1分
【遺骨の所有権で揉める】ってことがあります。
遺骨を勝手に墓から持ち出したり、
強引に分骨を要求したり。
遺骨の所有権は、祭祀主宰者に有るのですが、世間はトラブルいろいろです。
【遺骨の引き渡し拒否の違法性】
(事例)
遺言により、祭祀承継者として指定されていた者がいたが、他の親族がこれに従わず、墓の玄室に勝手に侵入して遺骨を持ち去った。
その親族が話し合いに応じないため、祭祀主宰権(父遺骨及び本件墓の管理権限を含む)を有することの確認、玄室への立入禁止、精神的苦痛の慰謝料10万円の支払を求める訴えを起こしたところ、
裁判所は「遺骨に対する原告の管理権を侵害する不法行為に当たる」
「慰謝料の額は1日当たり1000円を下らないと認めるのが相当である。」
とした。
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終活・相続・葬祭「法務」
行政書士鈴木俊行
「終活・葬祭法務ネットワーク協会代表」
東京都杉並区阿佐谷
杉並区役所隣り
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