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遠方にある墓を引き継ぎたくありません。どうしたらよいでしょうか?<行政書士鈴木俊行>

更新日:10月11日

Q:遠方にある墓を管理することはなかなか難しく、できれば相続したくないと考えています。


●墓は相続の対象ではない


「系譜、祭具及び墳墓の所有権は、前条の規定にかかわらず、慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継する。ただし、被相続人の指定に従って祖先の祭祀を主宰すべき者があるときは、その者が承継する」「慣習が明らかでないときは、祭祀財産の権利を承継すべき者は、家庭裁判所が定める」というのが法律上の決まりです。

つまり、墓の承継は相続とは別の引継ぎ方を取ることになります。


今後は、祭祀承継者になりたくない(墓を引き継ぎたくない)と考えている人が増え、

親族間で押し付け合いのような事案が増えていくと予想されます。


●祭祀承継者にならないためには


墓の管理者(祭祀主宰者)に祭祀を承継する人を指定してもらっておくことが必要です。


●祭祀承継者の指定は断れるか?


被相続人の指定等によって祭祀承継者になった場合、それを断ることはできません。


※祭祀承継者指定されてしまった後の対処は、別途ご説明します。



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終活・相続・遺言・

墓・葬儀「法務」

行政書士 鈴 木 俊 行

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