葬祭の新たな問題「弔い不足」の実態。 後悔・心残りを感じるのは非参列者が5割、喪主・参列者でも3割が弔い不足に
- 鈴木俊行
- 2022年11月17日
- 読了時間: 2分
仏事関連総合サービスの株式会社メモリアルアートの大野屋(東京都立川市、代表取締役社長 奥田実)が、「弔い不足」に関する調査を実施したようですのでご紹介します。
「葬祭の新たな問題「弔い不足」の実態を調査 後悔・心残りを感じるのは非参列者が5割、喪主・参列者でも3割が弔い不足に」
葬儀業界では葬儀の小規模化・簡素化が進み、新型コロナウイルスによりその変化がさらに加速。
その結果、喪主や参列できなかった人から、「心残りや後悔を感じる」という声が広がっており、その現象が「弔い不足」として昨今注目を集めているようです。
*** 以下、「弔い不足」に関する調査から引用 ***
■コロナ禍の葬儀の参列機会は減少傾向:42.6%が減ったと回答。非参列者は57%が減ったと回答
■ 葬儀の形式は、「家族葬」が5割以上、5年間で21.5ポイント増加と小規模化・簡素化
費用では、100万円以下が38%に
■ 葬儀の満足度・葬儀を選ぶ上で困ったポイント
7割が葬儀に満足、不満足な理由は「希望の葬儀の形式がとれない」「お別れ・準備の時間」
困ったポイントは、「訃報を誰にどこまで連絡するのか」「どの葬儀社を選ぶべきか」
「まわりに相談できる相手がいなかった」「どういった規模で行うのがよいか」が増加傾向
■ 弔い不足を感じているのは3割で、そのうち、半数が「お別れの機会が欲しい」と回答
非参列者では、半数の53%が「参列できず悔やむ気持ちがある」と回答、
特にコロナ禍で葬儀に参列できなかった方は、60.5%とより高い結果に
非参列者の後悔・心残りを解消できる方法が必要になっていることがうかがえる
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●行政書士鈴木俊行の考え
葬儀は、故人を偲び弔意を示して送る葬送の意味と、
遺族のグリーフケアの意味もあります。
けじめをつけるために何らかの作法や儀式は必要だと思います。
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終活・相続・葬祭「法務」 行政書士鈴木俊行 葬儀葬祭法務特捜部
東京都杉並区阿佐谷 杉並区役所隣り
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