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臨終直後(病院で亡くなったとき)には、先ず何が行われる? 清拭や安置、搬送は?

執筆者の写真: 鈴木俊行鈴木俊行

臨終直後(病院で亡くなったとき)には、先ず何が行われる? 清拭や安置、搬送は?



最近、都市部では病院で亡くなるケースが9割を超えるといわれています。

病院で亡くなった場合は、通常は検案に回ることなく、

病院において看護師によりご遺体の体液が漏れないようにするなどの処置(清拭・エンゼルケア)が行われます。

これには約1時間程度かかることがあり、遺族は別室で葬儀社の手配や親族への連絡などをして待ちます。


注意)ご遺体は、病院から数時間内に搬出しなければならないのが一般的です。



「清拭とは」

濡れたタオル等を使って全ご遺体の全身を清めることです。

最近では、病院からそのまま葬儀場の安置室へ搬送されるケースも少なくなく、葬儀社の施設で湯灌を行うことが増えているようですが、病院などでエンゼルケアとして行われることもあります。

費用など様々な理由で湯灌やエンバーミングが行えない際には、清拭のみで納棺する場合もあります。


「エンゼルケアとは」

エンゼルケアでは清拭以外にも、医療的処置や整髪、お化粧もおこなわれるのが一般的です。


「湯灌とは」

ご遺体を入浴させて体を清めることです。


「エンバーミングとは」

エンバーマーと言われる技術者が、故人の体液などを除去して防腐剤を入れることによって、数週間単位での長期保存が可能になる方法です。



病院にはたいてい専属の葬儀社がおり、病室(霊安室)からご自宅や葬儀会館等の遺体保管施設まで搬送してくれることがあります。


注意)既に葬儀社が決まっている場合は、その旨を伝える必要があります。




(続く)




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終活・相続・遺言・

墓・葬儀「法務」

行政書士 鈴 木 俊 行

 

東京都杉並区阿佐谷

杉並区役所隣り

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