老親の銀行預金、代理人カードは必須の時代。老親が銀行に行けなくなったらどうする?
- 鈴木俊行
- 2022年9月27日
- 読了時間: 2分
老親の銀行預金、代理人カードは必須の時代。
老親が銀行に行けなくなったらどうする?
高齢化社会で老々介護、
今やそれは当たり前の時代に。
(例)
父が在宅医療を受けていてなんとか歩ける状態で、
同居の母が在宅介護で寝たきり、
それ以外に同居者がいない。
さて、父が入院したり、いよいよ歩けなくなったりしたら、
医療費や生活費はどうやって銀行からおろしてくるのか?
子が父のキャッシュカードを預かり、
そのカードでお金をおろす方法もあるが、
父がそれを拒否しているときは不可能だし、
子が親から委任を受けて親のキャッシュカードを預かって預金を引き出す行為ならばともかく、
親が認知症を発症している場合には正当とは言えない。
多くの銀行では、
代理人カード制度を導入していることから、
子が父の口座の代理人キャッシュカードを取得する方法が良い。
ただし、銀行によっては、
代理人カードの発行を同居の親族のみとしているところもある。
老々介護の親夫婦以外に同居している者はなく、
別世帯の子が代理人カードを必要としている事情を話せば、
その場合でも発行してくれる可能性がある。
ただし、親がすでに認知症を発症している場合は、
代理人カードの発行はできない。
終活・相続・葬祭「法務」 行政書士鈴木俊行 葬儀葬祭法務特捜部
東京都杉並区阿佐谷 杉並区役所隣り

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