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老親の銀行預金、代理人カードは必須の時代。老親が銀行に行けなくなったらどうする?

老親の銀行預金、代理人カードは必須の時代。

老親が銀行に行けなくなったらどうする?



高齢化社会で老々介護、

今やそれは当たり前の時代に。



(例)


父が在宅医療を受けていてなんとか歩ける状態で、

同居の母が在宅介護で寝たきり、

それ以外に同居者がいない。


さて、父が入院したり、いよいよ歩けなくなったりしたら、

医療費や生活費はどうやって銀行からおろしてくるのか?


子が父のキャッシュカードを預かり、

そのカードでお金をおろす方法もあるが、

父がそれを拒否しているときは不可能だし、

子が親から委任を受けて親のキャッシュカードを預かって預金を引き出す行為ならばともかく、

親が認知症を発症している場合には正当とは言えない。


多くの銀行では、

代理人カード制度を導入していることから、

子が父の口座の代理人キャッシュカードを取得する方法が良い。


ただし、銀行によっては、

代理人カードの発行を同居の親族のみとしているところもある。

老々介護の親夫婦以外に同居している者はなく、

別世帯の子が代理人カードを必要としている事情を話せば、

その場合でも発行してくれる可能性がある。


ただし、親がすでに認知症を発症している場合は、

代理人カードの発行はできない。






終活・相続・葬祭「法務」 行政書士鈴木俊行 葬儀葬祭法務特捜部

東京都杉並区阿佐谷 杉並区役所隣り










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