火葬場が副葬品を柩から勝手に取り出す!? 遺族の心情や死者の尊厳を軽視する行為
- 鈴木俊行
- 2022年10月2日
- 読了時間: 1分
火葬場が副葬品を柩から勝手に取り出す!?
遺族の心情や死者の尊厳を軽視する行為
火葬場が火葬直前に、
火葬炉の前で柩から勝手に副葬品を取り出して処分していたとう事例があるようだ。
NPO法人 NEWSつくば(2022年10月2日)
火葬の際、
「燃やしてはいけないものが混入し、副葬品が溶けて遺骨が汚れたり、損傷したり、燃え残った副葬品が炉台に付着して炉台を傷つけたり、火葬時間が長くかかるなどの事例が発生したことから、火葬の直前に柩の蓋を開けて、副葬品を取り出すようになった。スタッフが、献花でいっぱいになった柩の中に手を入れ、白装束と花以外の副葬品を取り出していた」という。
取り出した副葬品は、供養した上で残った遺骨の灰などを処分する委託業者に、灰と一緒に引き取ってもらい処分するなどしていたようだ。
*一般的に、副葬品については、公害、遺骨汚れや損傷、火葬炉の損傷、不完全燃焼などの原因となる副葬品は入れないことになっている。
火葬を行う上で支障がある副葬品については、遺族や葬祭業者に周知を徹底し、遺族や葬祭業者に確認した上で、はじめからそのような副葬品を柩に納めないことにすれば何も問題は生じない。
終活・相続・葬祭「法務」 行政書士鈴木俊行 葬儀葬祭法務特捜部
東京都杉並区阿佐谷 杉並区役所隣り
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