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新型コロナウイルスに感染した遺体の取り扱いで遺体を納める「納体袋」の使用を推奨してきた国の指針が改定される見通し

新型コロナウイルスに感染した遺体の取り扱いで遺体を納める「納体袋」の使用を推奨してきた国の指針が改定される見通しであるとの報道があった。


それによると、


厚生労働省が新型コロナウイルス感染症で亡くなった人の遺体の処置や葬儀に関する指針について、制限を大幅に緩和する改定案をとりまとめたようだ。


現行の指針は厚労省が2020年7月に、

遺族や医療従事者、葬儀業者の感染を防ぐ目的で策定したもので、

これまで一度も改定されていない。


厚労省が業界団体との最終調整を進めており、年内にも改定するとのこと。



●現行の指針


遺体からの飛沫感染のおそれはないが、

接触感染に注意が必要と指摘。

▽体液に触れないよう、遺体を納体袋に収容する

▽遺体に触れることは控える

▽通夜や葬儀、遺族の最後の対面は可能であれば設定を検討し、オンラインなど対面を避ける取り組みも推奨する

*濃厚接触者の遺族に対し、葬儀や火葬への参列を控えるよう求めている


など


●改定案


接触感染に注意が必要としつつも、遺体の鼻などに詰め物をすれば、

感染リスクは極めて低くなり、通常の遺体と同様に取り扱うことができると規定。

▽外傷などのない遺体は、納体袋への収容は不要

▽通夜や葬儀は原則、執り行う

*濃厚接触者の遺族に対しては、葬儀や火葬への参列をマスクなどの感染対策を条件に容認


など


遺体との接触については「控える」との記載を削除し、

触れた場合は手指消毒するよう求める。


火葬場で一般の火葬と時間帯や遺族の動線を分けることや、拾骨の制限も不要とした。



ただし、

遺体を処置する医療や葬儀のスタッフには防護服や手袋の着用を求めるほか、

遺族にもマスク着用などの基本的な感染対策は要請する。



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終活・相続・葬祭「法務」 行政書士鈴木俊行 葬儀葬祭法務特捜部

終活・葬祭法務ネットワーク協会代表

東京都杉並区阿佐谷 杉並区役所隣り

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