手軽な手元供養、やっぱり最後は寺院に納めるか海洋散骨!?
- 鈴木俊行
- 2023年1月16日
- 読了時間: 2分
葬儀のあと火葬場で火葬し収骨した遺骨、
墓園・寺院の墓や納骨堂に納骨せず、
海洋散骨をするのでもなく、
自宅にて供養する手元供養が増えているようです。
焼骨のまま(骨壺)を自宅の仏壇に安置したり、
焼骨をパウダー状にして
骨仏やメモリアルプレート、アクセサリーなどに加工し
手元で供養するわけですが、
それを管理している人が亡くなったりした場合に、
その焼骨や遺骨加工品(祭祀財産)をどのように承継していくのかが問題となりかねません。
例え加工してアクセサリーなどに形が変わったとはいえ(焼骨の姿をしていない)、
やはりそれは故人の遺骨ですから。。。。
やっぱり、遺骨加工品も、
いずれは寺院に納めるか海洋散骨か、
ということになります。
(不要になったからといって、死者に対する尊厳や宗教感情、法令の規制等により
遺骨加工品をゴミとして処分するわけにはいかないと思いますし。)
*法令の規制とは、「刑法(遺骨遺棄)」、「民法(不法行為)」、「廃棄物処理法」、「墓地、埋葬等に関する法律」など
↓ 下記は、
から引用。
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私の散骨の時、プレートを一緒に海に沈めようと考えております。
■2023/01/15
私の散骨の時、プレートを一緒に海に沈めようと考えております。
子供に後々負担を掛けさせたくないし、自分たちの証などを残す必要もないので
お墓は作らず自然葬にしようと、以前から話し合っていました。
思いもかけず早く先立たれ、遺骨が全部無くなってしまうのは淋しいのではないか・・・、
と思っていた頃、プレートの事を知り決めました。
遠くにあるお墓では、高齢になるほど生き辛くなると思うのですが、家にあればいつでも逢えますし、
今でも家に居てくれるみたいで、悲しみも少しは癒されるような気がします。
私にとっては作っていただき良かったと思っていますが、私の死後、
子供もいつかは年を取り死ぬ訳ですから、その後までは残す必要はないと思いますので、
私の散骨の時、一緒に海に沈めることを考えております。
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結局は、
遺骨の手元供養品も管理者がいなくなれば行き所に困るわけです。
墓も足りなくなる将来、
また、環境負荷を考えたとき、
やはり、遺骨は寺院や霊園の永代供養合祀墓(樹木葬合祀墓を含む)に納めるのが最もエコ(SDGs)なのかなと思うこの頃です。
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終活・相続・葬祭「法務」
行政書士鈴木俊行
「終活・葬祭法務ネットワーク協会代表」
東京都杉並区阿佐谷
杉並区役所隣り
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