top of page

手軽な手元供養、やっぱり最後は寺院に納めるか海洋散骨!?

葬儀のあと火葬場で火葬し収骨した遺骨、

墓園・寺院の墓や納骨堂に納骨せず、

海洋散骨をするのでもなく、

自宅にて供養する手元供養が増えているようです。


焼骨のまま(骨壺)を自宅の仏壇に安置したり、

焼骨をパウダー状にして

骨仏やメモリアルプレート、アクセサリーなどに加工し

手元で供養するわけですが、


それを管理している人が亡くなったりした場合に、

その焼骨や遺骨加工品(祭祀財産)をどのように承継していくのかが問題となりかねません。


例え加工してアクセサリーなどに形が変わったとはいえ(焼骨の姿をしていない)、

やはりそれは故人の遺骨ですから。。。。


やっぱり、遺骨加工品も、

いずれは寺院に納めるか海洋散骨か、

ということになります。

(不要になったからといって、死者に対する尊厳や宗教感情、法令の規制等により

遺骨加工品をゴミとして処分するわけにはいかないと思いますし。)

*法令の規制とは、「刑法(遺骨遺棄)」、「民法(不法行為)」、「廃棄物処理法」、「墓地、埋葬等に関する法律」など



↓ 下記は、

から引用。


******

私の散骨の時、プレートを一緒に海に沈めようと考えております。

■2023/01/15

私の散骨の時、プレートを一緒に海に沈めようと考えております。

子供に後々負担を掛けさせたくないし、自分たちの証などを残す必要もないので

お墓は作らず自然葬にしようと、以前から話し合っていました。

思いもかけず早く先立たれ、遺骨が全部無くなってしまうのは淋しいのではないか・・・、

と思っていた頃、プレートの事を知り決めました。

遠くにあるお墓では、高齢になるほど生き辛くなると思うのですが、家にあればいつでも逢えますし、

今でも家に居てくれるみたいで、悲しみも少しは癒されるような気がします。

私にとっては作っていただき良かったと思っていますが、私の死後、

子供もいつかは年を取り死ぬ訳ですから、その後までは残す必要はないと思いますので、

私の散骨の時、一緒に海に沈めることを考えております。

******



結局は、

遺骨の手元供養品も管理者がいなくなれば行き所に困るわけです。

墓も足りなくなる将来、

また、環境負荷を考えたとき、

やはり、遺骨は寺院や霊園の永代供養合祀墓(樹木葬合祀墓を含む)に納めるのが最もエコ(SDGs)なのかなと思うこの頃です。




****************************

終活・相続・葬祭「法務」

行政書士鈴木俊行


「終活・葬祭法務ネットワーク協会代表」


東京都杉並区阿佐谷

杉並区役所隣り

*****************************






Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page