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感染対策が緩和される一方で、新型コロナウイルス感染で亡くなった人の火葬時の収骨を禁止していることなど、遺族が十分に別れをできない状況が続いている

感染対策が緩和される一方で、新型コロナウイルス感染で亡くなった人の火葬時の収骨を禁止していることなど、遺族が十分に別れをできない状況が続いている、という報道があった。



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「コロナ死者の火葬で遺族の対面・収骨禁止、最後の別れできず 広島県内9市町」

中國デジタル2022/9/13(最終更新: 2022/9/14)

 広島県内で火葬場を持つ19市町のうち9市町が、新型コロナウイルス感染で亡くなった人の火葬時の収骨を禁止していることが13日、中国新聞の取材で分かった。うち、6市町は対面もできない。県内で初めて感染者が亡くなって約2年5カ月。感染対策が緩和される一方で、遺族が十分に別れをできない状況が続いている。病院でも最期の対面が窓越しとなることは少なくない。

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以下に厚労省と葬祭業団体のガイドラインを示しますが、

遺体や焼骨からの感染リスクへの対応:

*遺体が非透過性納体袋に収容・密閉されていれば、遺体への特別な感染対策は不要ですが、非透過性納体袋を適切に管理することが必要です。

*遺骨から感染することはなく、拾骨時の遺骨に対する感染対策は必要ありません。

と書かれています。


斎場(火葬場)側が懸念しているのは、遺族等の方が濃厚接触者であったりした場合での、会葬者間等での万が一の感染拡大であろうと考えられます。


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【新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン】

厚労省


「火葬における対応のポイント」


○ 濃厚接触者でない遺族等の方・火葬従事者等と濃厚接触者、そして濃厚接触者同士が可能な限り接触しないで亡くなられた方のお顔を見る場を、可能であれば設定できるように検討してください(遺族等の方が濃厚接触者である場合については、「● 遺族等の方が濃厚接触者である場合の対応について」を参照)。


●遺族等の方が濃厚接触者である場合の対応について

濃厚接触者の方は発症のリスクがあることを踏まえて、特に症状のある場合については、対面での打合せや葬儀、火葬への参列をご遠慮いただき、オンライン等の手段を活用した参加等をお願いしてください。

無症状の濃厚接触者についても、オンラインの活用等、対面を避ける取り組みが推奨されますが、その方の PCR 検査の状況を踏まえつつ、感染対策を徹底することが可能であれば対面での対応も検討することができます。

葬儀、火葬へ参列される場合、体調の悪い方は参列をご遠慮いただくこと、必要に応じて体温を測定させていただくこと、手指衛生を徹底していただくこと、マスクをして人との距離(可能な限り 2m)を意識し、部屋の換気をよくする等、対策を徹底したうえで対応することを検討してください。


○ 必要に応じて代表参列やオンラインを活用する等のできるだけ対面を避ける取り組みも推奨されます。


○ 遺体からの感染リスクへの対応:

・非透過性納体袋に収容・密閉されていれば、遺体への特別な感染対策は不要ですが、非透過性納体袋を適切に管理することが必要です。

・遺体からの接触感染を避けるため、非透過性納体袋を開封しないでください。


○ 人からの感染リスクへの対応:

遺族等の方、宗教者、会葬者、遺体等を取り扱う事業者が火葬場等に会する際、できる限り少人数とし、三密を避け、お互いにマスクを着用し、人との距離(可能な限り 2m)を意識する等の一般的な感染対策を行うことが求められます。


○ 作業中に体液等の飛散が想定される場合や非透過性納体袋に破損等が生じている場合には、個人防護具〔サージカルマスク、手袋、長袖ガウン、目の防護具(フェイスシールド又はゴーグル)〕の着用をお願いします。


◆遺族等の方へ

・適切に感染対策を行い、安全に火葬が執り行えるように、火葬場従事者の指示に従ってください。

◆遺体等を取り扱う事業者の方へ

・火葬場従事者とも連携し、一般的な感染対策を行います。

◆火葬場従事者の方へ

・火葬に当たり、遺族等の方に次の説明をします。

必要に応じ体温を測定し、体調不良の方は会葬を控えること

マスクを着用し、人との距離(可能な限り 2m)を意識すること等の一般的

な感染対策が求められること

会場のスペースによっては、人数に制限を設けること

非透過性納体袋を開封しないこと

施設内では、係員の指示に従うこと

・感染拡大防止の観点から、火葬場等を使用している他の会葬者と動線が重ならな

いようにする工夫が推奨されます。

・100℃を超える温度にさらされたウイルスは失活すること、その温度に達するま

では注意が必要であることについて、理解しておくようにします。

・火葬中、点検口を通した確認作業やデレッキ操作は、できる限り控えてください。

ある程度火葬が進行してから行う作業は問題ありません。


「拾骨における対応のポイント」


○ 濃厚接触者でない遺族等の方・火葬従事者等と濃厚接触者、そして濃厚接触者同士が可能な限り接触しないで拾骨できる場を、可能であれば設定できるように検討してください(遺族等の方が濃厚接触者である場合については、第 1 章の「● 遺族等の方が濃厚接触者である場合の対応について」を参照してください)。


○ 人からの感染リスクへの対応:

遺族等の方、宗教者、会葬者、遺体等を取り扱う事業者が拾骨室に会する際、できる限り少人数とし、三密を避け、お互いにマスクを着用し、人との距離(可能な限り 2m)を意識する等の一般的な感染対策を行うことが求められます。

なお、拾骨室に窓がない場合には、ドアを開放します。


○ 遺骨から感染することはなく、拾骨時の遺骨に対する感染対策は必要ありません。


◆遺族等の方へ

・感染対策について共通の理解のもと拾骨が執り行えるように、会葬者は火葬場従事者の指示に従ってください。

◆火葬場従事者の方へ

・火葬後は、通常どおりの拾骨に関する業務を行います。

・100℃を超える温度にさらされたウイルスは失活することについて、遺族等の方に説明します。

・拾骨後、台車、ドアノブ、手すり、テーブル等については、定期的に清拭消毒を行います。


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【葬儀業「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」(第 2 版)】

全日本葬祭業協同組合連合会、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会


「火 葬 について」

①火葬場においても、待機の間等で「3密」を避けるようご親族、会葬者にご案内す

る。


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終活・相続・葬祭「法務」 行政書士鈴木俊行 葬儀葬祭法務特捜部

東京都杉並区阿佐谷 杉並区役所隣り





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