多死社会到来。増え続ける死亡者数、22年は戦後最大158万人/年
- 鈴木俊行
- 2023年6月27日
- 読了時間: 2分
多死社会到来。増え続ける死亡者数、戦後最大158万人/年(2022年)
厚生労働省が28日に公表した人口動態統計(速報)では、2022年の国内の死亡数、前年比の死亡増加数ともに戦後最多となった。22年の国内の死亡数は158万2033人で、前年より12万9744人(8.9%)増えた。
(日経新聞 2023年2月28日 16:30)
2040年には168万人にのぼると推計されている(厚労省 図表1-1-3 死亡数の推移|令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-|厚生労働省 (mhlw.go.jp))
病院や介護施設は不足し、在宅医も足りず、死に場所難民が増え、都市部では葬儀社や火葬場がフル稼働しても追いつかず、墓地も足りなくなり、無縁墓も増えていく。
「多死社会」「漂流する遺体・遺骨」「死に場所難民」「無縁社会」というキーワードが飛び交う。
日本政府は1963(昭和38年)5月14日の閣議決定「戦没者追悼式の実施に関する件」において「戦没者」について「支那事変以降の戦争による死没者(軍人・軍属及び準軍属のほか、外地において非命にたおれた者、内地における戦災死没者等をも含む者とする。)」であると決定し、戦没者の数を約310万人としている。厚生労働省は戦没者の概数を240万としている(ウイキペディア)。
これと比しても、2022年の158万人という我が国の死亡者数は極めて多いと感じざるを得ない。
****************************
終活・相続・葬祭「法務」
行政書士鈴木俊行
「終活・葬祭法務ネットワーク協会代表」
東京都杉並区阿佐谷
杉並区役所隣り
*****************************

Comentarios