何の為に葬儀を執り行うのか
- 鈴木俊行
- 2022年8月17日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年9月9日
葬儀の役割って何だろう。。
「何の為に葬儀を執り行うのか。」
一般に「葬儀」とは、故人の冥福を祈って成仏祈願を行う儀式とされている。
その死を受け止めて、しっかりと送り出す為に、お別れの為に、そして親族が絆を深める為の意味もある。
また、埋火葬する為の段取り、社会的・法律的・行政的手続きでもあり、
遺族の宗教的感情を満たし、且つ 公衆衛生・公共の福祉の社会的目的に合致させる為の儀式でもある。
そして、親しい人の死を通して生を考える場でもある。
葬儀に於いては、多くは僧侶による読経がなされるが、
お経が故人の為のものなのか、残された遺族の為のものなのか。
死を見つめて自らの生を顧みる。
その死を受け止めて、しっかりと送り出すために、親族が絆を深める意味もある。
葬儀という儀式を通じて、遺族が何らかの生の意味を見出し、故人とのお別れにけじめをつけることが重要だと思う。
葬儀に於けるグリーフケアは、
遺族の複雑で深刻な心の状態を理解して寄り添うことで回復のサポートをする取り組み。
死別した遺族はやがて大きな衝撃から立ち直って自分の日常を取り戻し、新しい人生を切り開くことに繋がる。
終活・相続・葬祭「法務」 行政書士鈴木俊行 杉並区役所隣り
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