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お布施の金額、コロナ禍で透明化加速

お布施の金額、コロナ禍で透明化加速


「お布施をいくら払えばいいのか」

これには法律や決まりがありません。


つまり、いくら払えば良いのか分からないということになりかねません。

実に不透明な部分です。


あくまでも、お布施は、

僧侶に読経をしていただいたり、戒名を授与して頂いたりした際に、謝礼として金銭を渡すことで、

仏教において、故人を僧侶に供養してもらうことへの感謝や、お世話になっている寺院への援助の気持ちを表すために渡す寄付金を指します。


感謝の気持ちとして渡すお金ですから、

寺院側から金額を提示したりすることはできません。


その仏教界が抱える難題に対し、

透明化の動きが出始めているようです。


葬儀や法要の料金の目安を公開したり、お寺の収支を明示したりする。

新型コロナウイルス禍で葬儀がオンライン化や小規模化する中、

利用者のお布施への見方は厳しくなっている。


長年不透明だった問題に向き合い、利用者目線で自ら変わろうとする仏教界の動きがあるようです。



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★以下、Wikipediaより引用


布施(ふせ)は、梵語では「檀那(旦那)(ダーナ、दान、dāna)」といい、他人に財物などを施したり、相手の利益になるよう教えを説くことなど、贈与、与えることを指す。英語の Donation (寄贈者)やDonor(ドナー)とダーナは、同じインド・ヨーロッパ語族の語源をもつ。

仏教においては、全ての宗派において主要な実践項目のひとつである。六波羅蜜のひとつでもある。布施には「財施」「法施」「無畏施」の三種がある(大智度論)。布施をする人をダーナパティ(dānapati)といい、施主(せしゅ)、檀越(だんおつ、だんえつ、だんのつ)、檀徒(だんと)などと訳される。なお、菩提寺にお布施をする家を檀家(だんか)という言葉も、檀那、檀越から来たものである。また、古くは皇族などが自らの領地(荘園)などを寺院に寄せる(寄付する)ことを施入(せにゅう)(する)ということがある。


布施の種類

大智度論など、伝統的には、次のような種類が挙げられている。


財施とは、金銭や衣服食料などの財を施すこと。

法施とは、仏の教えを説くこと。

無畏施とは、災難などに遭っている者を慰めてその恐怖心を除くこと。

その他に、雑宝蔵経に説かれる財物を損なわない七つの布施として、次の行いが説かれる。布施波羅蜜では「無財の七施」という。


眼施:好ましい眼差しで見る。

和顔施(和顔悦色施):笑顔を見せること。

言辞施:粗暴でない、柔らかい言葉遣いをすること。

身施:立って迎えて礼拝する。身体奉仕。

心施:和と善の心で、深い供養を行うこと。相手に共振できる柔らかな心。

床座施:座る場所を譲ること

房舍施:家屋の中で自由に、行・来・座・臥を得させること。宿を提供すること。


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終活・相続・葬祭「法務」 行政書士鈴木俊行 葬儀葬祭法務特捜部

東京都杉並区阿佐谷 杉並区役所隣り

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