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いざというときに慌てない為に。葬儀社を選ぶタイミングはいつ?

いざというときに慌てない為に。葬儀社を選ぶタイミングはいつ?


必ずしも葬儀を行わないといけないということは有りません。

しかし、火葬をするのは死後24時間経過後と法定されていますから、

葬儀を行わないで直葬にする場合でも、

自宅か葬儀社の遺体安置場所などに一旦は保管しなければなりません。

保管にあたっては棺やドライアイスなどの調達、室温管理をはじめ、

遺体の衛生保全処置や移動、霊柩車や火葬場の手配などがあり、

葬儀社等を利用しないで自分で火葬までの手順を滞りなく行うのは困難です。


まず、遺体の安置場所を決める必要あり


自宅で亡くなるのは約10%で、ほとんどは病院か施設で亡くなります。

病院や施設では遺体を預かりませんから、

急いで遺体を保管場所に移送する必要があります。

そのときに困るのが、どの業者に依頼するのか、ということ。


後悔のない葬儀社選びとタイミング


葬儀社を選ぶタイミングに決まりはありませんが、

あらかじめ何社かに事前に相談して決めておくことが重要となります。


いざというときに葬儀社が決まっていれば、

その葬儀社に連絡をすれば寝台車で迎えに来てくれるのです。


しかし、

葬儀社を決めていない場合は、数時間内に葬儀社を選定することになります。


病院から葬儀社を勧められる場合もあり、

その葬儀社にとりあえず遺体の搬送をお願いするということも可能ですが、

結局は、ずるずると優良業者であるかどうかよく分からないその葬儀社に依頼することになりがちです。

病院紹介の葬儀社に搬送をとりあえず依頼した場合でも、その葬儀社に葬儀までを依頼する必要まではありません。

葬儀社を決めるまでの時間稼ぎをして遺体保管をその葬儀社に依頼することも可能です。

搬送してもらう際に、別の葬儀社も検討している旨をはっきり伝えましょう。


あらかじめ葬儀社の種類を知っておく


葬儀社にはさまざまな種類があります。

・葬儀専門の会社

自社でセレモニー会館(葬儀場)を持っているところと、自社でセレモニー会館を持たずに寺院や他社或いは公営の葬儀場を借りて葬儀を施行する業者の2種類があります。

・葬儀仲介会社

インターネットで葬儀を受けて、実際の施行は提携している葬儀社に施行を任せる業者。事前に、仲介の会社なのか施行もしてくれるのかの確認が重要です。

・葬祭業関連会社

仏壇や墓石を扱う業者、生花店など、葬祭に関連する会社が葬儀を行ってくれる場合もあります。

・冠婚葬祭互助会

毎月一定の掛け金を支払うことで葬儀をはじめとした冠婚葬祭のサービスを受けられるもの。たいていの場合は特定の葬儀社と連携しています。積立金で葬儀費用が賄えると思いがちですが、別途料金が発生する場合もありますので注意が必要です。




後悔しない葬儀を行うためには、

事前に複数の葬儀社に相談し、

あらかじめ葬儀社を決めておくことが重要です。



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終活・相続・葬祭「法務」

行政書士鈴木俊行


「終活・葬祭法務ネットワーク協会代表」


東京都杉並区阿佐谷

杉並区役所隣り

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